マリオット、SPG、プラチナチャレンジとは

さて、2017年末にマリオットのプラチナ会員になったのでそれぞれのホテル宿泊記は書き終えました。

 

今回は、それらをまとめたものと、マリオットのプラチナ会員について総括的にまとめていきたいと思います。

 

マリオットとは?

マリオット・インターナショナル (Marriott International)はアメリカのホテルチェーンで世界最大です。

2016年にスターウッド・ホテル&リゾート(SPG)を買収し、30のホテルブランド、110か国で5700軒のホテル、110万の客室を擁する世界最大のホテルチェーンとなりました。

なおザ・リッツ・カールトンも1998年に傘下に入っておりますが、独立した運営を行っています。

 

SPGについては後述しますので、ここではマリオットのブランド(抜粋)を見ていきたいと思います。

ほぼほぼWikipediaさんからの引用ですが、私のコメントを添えて。

      • JWマリオット・ホテルズ&リゾーツ
        マリオットにおける最高級ブランド。
      • マリオット・ホテルズ&リゾーツ
        マリオットにおけるメインブランド。セブで滞在しました。
      • ルネッサンスホテルズ
        1997年より傘下に入った高級ブランド。
        先日バンコクで滞在しましたので、そのうち更新予定。
      • コートヤード・バイ・マリオット
        中規模のホテルを中心とした中価格ホテルブランド。
        私が最もよく泊っているブランドです。
      • エディションホテルズ
        デザインホテルブランド。2010年第一号ホテルがハワイ州ワイキキに開業。
      • オートグラフ・コレクション・ホテルズ
        特定のブランドの傘下に入らず、個々の名称で運営される高級ホテルブランド。
      • ブルガリホテルズ&リゾーツ
        イタリアの宝石商の「ブルガリ」ブランドで展開する高級ホテルとレストラン。
      • モクシー
        楽しさを追い求める次世代の旅行者をターゲットとしたホテルブランド。
        こちらもプラチナチャレンジでよく使ったホテル。

     

これらの多彩なブランドとSPG、リッツカールトンを擁しているのがマリオット・インターナショナルとなります。

 

 

SPGとは?

スターウッド・ホテルズ&リゾーツ・ワールドワイド。

スターウッドさんという方が、1998年にウエスティンとシェラトンを買収し、ホテルチェーンとして生まれました。

初めは5つのホテルブランドでしたが、現在では11のホテルブランドで運営。

マリオットの項でも書いた通り、2016年にマリオットの傘下となる。

 

それではブランドを紹介していきたいと思います。

 

高級ホテル
  • セントレジス(St. Regis)
    1904年にニューヨークで創業した高級ホテルを端緒とするブランド。
    とても素敵なホテルでした。
    宿泊したことはないですが、駐在中食事にいったりしました。
  • ザ・ラグジュアリーコレクション (The Luxury Collection)
    王侯貴族が所有した歴史ある建物や、建物自体の美しさ、インテリアの豪華さなどに特徴のあるブランド。
  • ダブリュー・ホテル (W Hotels)
    宿泊に特化したデザイナーズホテル。
  • ウェスティン (Westin)
    バブル景気期に一時、日本の企業(青木建設)が所有した後、SPGの傘下となった。
    建設会社の参加だったってすごいですね。
  • ル・ロイヤル・メリディアン (Le Royal Méridien)
    エールフランスが経営していたホテルを端緒とするブランド(ル・メリディアン・ホテル&リゾーツ)の高級ホテルに相当する。
  • トリビュートポートフォリオ (Tribute Portfolio)
    2015年4月より展開している、独立系高級ホテルを厳選したブランド。
  • シェラトン・グランド (Sheraton Grand)
    シェラトンの上位ブランド。2015年より設定され、シェラトンの中でもハイグレードなホテルがこちらに分類されることになった
中級ホテル
  • ル・メリディアン (Le Méridien)
    エールフランスが経営していたホテルを端緒とするブランド(ル・メリディアン・ホテル&リゾーツ)の中級ホテルに相当する。
  • シェラトン (Sheraton)
    同社最大のホテル数のブランド。
低価格ホテル
  • アロフト (Aloft Hotels)
    W系の低価格ブランド。2009年に第1号ホテルが北米で開業。
  • エレメント・バイ・ウェスティン (Element by Westin)
    ウェスティン系の低価格ブランド。環境に配慮した設備で、比較的長期滞在向け。2008年初旬に第1号ホテルが北米で開業。
  • フォーポインツ・バイ・シェラトン (Four Points by Sheraton)
    シェラトン系の低価格中規模ホテルブランド。

 

なんとなくSPGのほうが聞いたことのあるブランドが多いような気がします。

 

マリオットやSPGの会員ステータスを持っていれば、これらのホテルでの最高にハッピーなおもてなしを受けることができます。

 

 

プラチナチャレンジとは

簡単に言うと、ゴールド会員の人に、通常よりも少ない実績でプラチナ会員へ更新できるサービスです。

 

それではマリオット・SPGのゴールド会員プラチナ会員の必要要件を見ていきましょう。

ついでにそれぞれの会員の享受できるサービス(抜粋)も書いておきます。

 

マリオット プリファーゲストはこちら

ゴールドで50泊、プラチナで75泊。けっこう厳しいですね。

特典でいうと注目すべきは、客室のアップグレードと朝食・ラウンジの利用がゴールド・プラチナ共に付きます。

 

SPGの会員資格と特典はこちら。

ゴールドになるには10滞在or25泊。プラチナは25滞在or50泊。

※滞在とはチェックイン~チェックアウトまで。連続して3泊してもそれは1滞在。

SPGの得点で興味深いのはゴールドとプラチナで結構差があること。

プラチナだとスイートまでのアップグレードあり。これはすごい。

 

こちらも先日アップグレードを享受しましたので、近いうちに更新します(どんどん貯まってる)

 

つまり、SPG系のホテルに泊まるときに絶大なる効果を発揮しますね!

 

やっと本題に入りましょう。

ではどうやってプラチナ会員になるのか?

プラチナチャレンジとは?

 

プラチナチャレンジとは、たった9滞在(通常は75泊必要)でマリオットのプラチナ会員になれるサービスです。

どういうことか解説していきましょう。

 

マリオット プラチナチャレンジ要件

プラチナチャレンジ条件:マリオット・ゴールド会員が期間内に9滞在

プラチナチャレンジ期間:開始から三か月後の月末まで(つまり最長4か月)

申し込み方法:マリオットに電話(03-5405-1513)。公式ページなどはない。

 

SPGもプラチナチャレンジがありますが、少し条件が違います。

こちらは英語の公式サイトもあります。

 

SPG プラチナチャレンジ要件

プラチナチャレンジ条件:SPGゴールド会員が期間内に18泊

プラチナチャレンジ期間:開始月の月初から二か月後の月末まで(つまり最長3か月)

申し込み方法:SPGに電話(0120-92-5759)。

 

どうみたって、マリオットでプラチナチャレンジしたほうが簡単ですね。

こればっかりは、チャレンジされる方の行かれる地域にマリオットかSPG系のホテルがあるかどうかなので、やりやすいほうを選んだらいいと思います。

 

 

まずはゴールド会員になろう!

ここまでかなり長くなりましたが、そろそろまとめに入っていきます。

ここまでの疑問で、まずはマリオット・SPGでもゴールド会員になるのに大変なんはないか?と思われるともいます。

 

ですが、そんなことはありません。

ここ最近マイラー会で話題になっている、SPGアメックスのクレジットカードを作成すれば自動的にゴールド会員になることが可能です。

 

SPGアメックスは2018年現在、マイラーにとってもっとも利益のあるクレジットカードと言えます。

詳しくは別記事で解説しますが、ゴールド会員になれる&マイルが貯まる超おとくクレジットカードといえます。

 

SPGアメックスはなかなかポイントサイトでは高額還元にならず、紹介でポイントをもらうのが一番お得です。

是非とも紹介させて頂ける方がいれば、ブログの問い合わせかツイッター(@sora2017SFC)からご連絡を下さい。

 

 

僕のマリプラチャレンジ記録とコスト

滞在 場所(ホテル名) コスト(円)  リンク
1 コートヤードバンコク 15,325  リンク(バンコク)
2 コートヤードソウルタイムズスクウェア 16,543  リンク(ソウル)
3 モクシー大阪  15,306  リンク(大阪)
4 セブマリオット(閉鎖)  10,553  リンク(セブ)
5 コートヤードソウルタイムズスクウェア  16,320  上に同じ
6 モクシー大阪  12,930  上に同じ
7 モクシーバンドン  5,676  モクシーバンドン
8 コートヤードバンドン  11,351  コートヤードバンドン
9 モクシーバンドン  5,045  上に同じ
合計  109,049

 

合計11万円を切るという、結構なコストパフォーマンスでした。

やはりインドネシアの安さが、物凄いです。

 

よく見たらほとんどコートヤードとモクシーでした。

〇コートヤード率 44%

〇モクシー率 44%

 

個人的にはコートヤードくらいが価格的にも落ち着き具合も好きです。

大体朝食やラウンジもきちんとしていますので。

 

モクシーはコンセプトがカジュアルで、朝食の内容や、ラウンジがない点で満足度は低かったです。

 

あとはほとんどが海外でしたね。

国内にはあまり行かないのと、国内のマリオット系はかなり高いので。

一部地方のマリオット系(滋賀とか静岡とか)は安かったのですが、そこまで行く気になれず。

訪問地のなかでマリオット系列を選びました。

〇海外率 77.8%

〇国内率 22.2%

 

飛行機では無理やり沖縄なんかをくっつけてSFV修行なんかしましたが(全然ブログに書いていない)、ホテルでは金銭面で修行をする気になれず、必要な時に+αで泊まった感じです。

 

とはいってもマリオット系のホテルはとても素晴らしく、今後プラチナ会員になったら享受できるサービスも増えますしどんどんマリオット・SPG系のホテルに泊まっていこうと思います。